誰のためのデザイン? / ドナルド・A. ノーマン

dn
個人的に気になった部分のメモ。φ(.. )カキカキ

■行為の七段階理論
・ゴールの形成
・意図の形成
・行為の詳細化
・行為の実行
・外界の状況の知覚
・外界の状況の解釈
・結果の評価

■七段階理論のチェックリスト
●どれだけ簡単に次のことができるだろうか?
・装置の機能を見極められるか?
・どんな操作をすることができるかを知る事ができるか?
・問題になっているシステムが期待通りの状態にあるかどうか?
・意図を実際の行為に対応づける関係を見つけられるか?
・システムの状態と解釈との対応づけが分かるか?
・その行為をすることができるか?
・対象システムがどんな状態であるかが分かるか?

【利用者のための基礎的デザイン原則】
■可視性:目で見る事によってユーザは装置の状態とそこでどんな行為をとりうるかを知る事ができる。
■良い概念モデル:操作と結果に整合性があり、一貫的かつ整合的なシステムイメージを生まなくてはならない。
■良い対応づけ:行為と結果、操作と効果、システム状態と目に見えるものの対応関係を確定することができる。
■フィードバック:行為の結果を常にフィードバックする。

■知識が不正確でも正確な行動がとれる理由
・情報は外界にある:課題を行うために必要な知識の多くは外界にある。行動は記憶と外界の情報を組み合わせて決定される
・極度の精密さは必要ではない:正しい選択肢を他のものから見極められる十分な情報、行動、知識から引き出すことができれば良い。
・自然な制約が存在する:そのものの物理的な特徴で行動は制約される。
・文化的な制約が存在する:社会的な行動として何がふさわしいかを学習済みである。

■エラーに備えてデザインする
・エラーの原因を理解し、その原因が最も少なくなるようデザインする。
・行為は元に戻せるようにする。元に戻せない操作はやりにくくしておく。
・生じたエラーは発見しやすくする。またそれは訂正しやすくする。
・ユーザーがエラーを起こしたのではない。ユーザーは目的に対し行動しただけである。

■エラーを避けるためのデザインの基本
・必要とされる知識は外界においておく。必要なことを全て頭の中に入れておくこを要求してはならない。またユーザーが学習し頭の中に取り込んだときはより効率的に操作ができる余地を残す。
・物理的・論理的・意味的・文化的などの自然な制約や人工的な制約の威力を利用すること。強制選択法および自然な対応付けを利用すること。
・実行と評価のレスポンスを速くする事。システムの現在状態を直ちに、簡明に、正確に示す。

■難しいものを単純なものにする七つの原則
・外界にある知識と頭の中にある知識の両者を利用する
・作業の構造を単純化する
・対象を目に見えるようにして、実行のへだたりと評価のへだたりに橋をかける
・対応づけを正しくする
・自然の制約や人工的な制約などの制約の力を活用する
・エラーに備えたデザインにする
・以上のすべてがうまくいかないときは標準化する